転換率対策に効果的な商品レビュー機能は、いまやどのショッピングカートにも当たり前にようになっていますが、ショップサーブの場合は少々勝手が違います。ですから、お客様の口コミを利用したい商材を販売されている場合は注意が必要です。

楽天やヤフーだと、そもそも購入者のほとんどが会員(ログイン済み)の場合が多く、購入後に購入履歴などから商品レビューを書くまでの流れがスムーズです。しかしショップサーブだと、そもそも会員でない場合が多いので、書いてもらう機会がモール店と比べて少なくなってしまうのです。

ショップサーブの商品レビュー機能では、書いてもらう方法が2つあります。

  1. 会員になってもらい、マイページからレビューを書いてもらう。
  2. お店からレビュー投稿URLを送信して書いてもらう。

先にも書いたように1つ目の方法はそもそも会員登録していないとレビューを書くことができません。しかも、ショップサーブでは会員機能を使うかどうかも設定できて、使っていない場合は当然この方法ではレビューを書けません。

会員でなくてもレビューを書けるのは2つ目の方法になります。受注ステータスが発送済みになったお客様向けに、発送メールやフォローメールを送る際に、レビューを書くためのURL(特殊タグ)を貼っておきます。メールを開封したお客様はそのリンクから商品レビューを書ける、という具合です。

私のショップサーブ店舗では、オープン以来ずっと2つ目の方法だけでやっていますが、レビューの重要性はこれからも変わらないと思うので、(私も含めて)1つ目の方法でも積極的にレビューを書いてもらえるようにアプローチした方が良いかもしれません。

ちなみに楽天やヤフーだと、ショップレビュー(ストア評価)というのもありますが、ショップサーブでは、「レビュー」というと商品レビューのみになります。初期設定でヘッダーに「お客様の声」というリンクが作られますが、それは商品レビューということになります。

ショップへの評価を集めたい場合は、個別にメールやFAXで募集する方法があります。実際にショップサーブ店舗でそのようにして、お客様からの評判の高さを前面にアピールしているのを見かけます。アナログで大変ですが、そこそこ数が集まるとお店の信用を上げるツールとして使えるかもしれませんね。