ショップサーブの評判@現役店長の日誌

ネットショップの自社サイト開設サービスとしてEストアーが展開するショップサーブについての評判を書いています。ショップサーブでネットショップを運営中の現役店長がその使い勝手などを綴ります。

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集客・SEO対策

ショップ内の階層を分かりやすく表示してくれるパンくずの表示をショップサーブでは簡単に設定することができます。ブログでもショップでも、ウェブサイトではパンくずを表示することで、閲覧者を迷わすことなく、また検索エンジン向けにも分かりやすくサイト内の情報を伝えることができます。

ショップサーブでは「デザイン設定」→「パンくずの設定」から行えます。まずHOMEとURLを入力しますが、HOMEには単に「トップ」とか「ホーム」とするよりも、SEOキーワードを意識したショップ名を指定したほうが良いでしょう。URLにはトップページに使っているURLを入力すればOKです。

次にパンくずの表示設定ですが、単一カテゴリか複数カテゴリかを選択しますが、こちらは複数カテゴリを選ぶことをおすすめします。特に訪問者の買い回りをより促進することにつながると思います。

ちなみにショップサーブ特有なのですが、紐づいているカテゴリを非表示にしてもパンくずには表示され、そのリンクをクリックすると実際にカテゴリに移動できます。非表示にしていても、です。

テキスト限定のメールマガジン発行機能があるショップサーブですが、数年前に有料(月額2000円)でHTMLメルマガの発行もできるようになりました。無料ショッピングカートならいざ知らず、ショップサーブくらいのシェアを誇るカート会社であれば、ぜひHTMLメルマガも無料で提供して欲しいところです。

さて、ショップサーブでのメルマガ発行について、特徴的な点があるのでご紹介したいと思います。それはメルマガ登録について。お客さんにメールマガジンを発行する場合には以下の3つの方法があります。

  1. 読者に発行する
  2. 会員(メルマガ購読許可)に発行する
  3. 非会員(メルマガ購読許可)に発行する

まず「読者」とは何か?ショップサーブでは読者登録という機能(フォーム)があり、お店に訪れたお客様がその読者登録をすると、そのお店の読者の一人として登録されます。お店はその読者にまとめてメルマガを発行できます。

次に会員、または非会員に発行する方法ですが、こちらはほとんどの場合、商品を購入するタイミングでまず会員になるかならないかお客様自身が選択します。次に、メルマガを購読するかしないかのチェックボックスが表示され、こちらをチェックするとメルマガ発行を許可したものとみなし、発行先リストの一人として登録されます。

つまり会員にはならなくても、「メルマガは読んでも良い」というお客様もいて、これが3番目のパターンになります。

これは私のお店の例ですが、ショップサーブでメルマガ発行する際に、上記のパターンを選択する必要があるということです。実際には3つではなく、読者に送るパターン①と、会員/非会員に発行するパターン②③の2つに分けて発行します。

他のお店でどういう割合になっているかは不明ですが、私のお店の場合、読者は全リストの1割以下であり、9割以上は、商品の購入をきっかけにメルマガ登録してくれた場合がほとんどです。

ショップサーブ店舗ではついつい検索経由での集客に頼りがちですが、メルマガ発行機能を使ってリピーター対策を行うことで、売上の土台が作られ、売上が安定します。これは私もそうですが、メルマガを長く発行している人なら納得できる話だと思います。

お客様がカートで手続きする際にメルマガ登録もしてもらえるような工夫を考えるのも、即効性はありませんが、将来の売上アップに期待できる施策かもしれません。

ショップサーブで自社サイトを運営しているとつくづく思うのですが、Googleなどの検索エンジン経由の売上がとても大事です。楽天市場のようなモールの集客力は無いのですが、それが売れない原因だと思うのは早計です。

たしかにヤフーやAmazonといった知名度は無いかもしれませんが、ショップサーブでお店を開店すると、商品ページごとのSEO対策をしっかりやれば検索経由の売上がしっかり立つようになります。このことは、例えば楽天だけでネットショップをやっている人にはなかなか理解できないことかもしれません。

ですから、もしショップサーブで店舗運営をされていて「売れない」と嘆くのは、まずSEO対策をちゃんと見直してからだと思います。Googleから好まれる、好まれないといった話をすれば、細かい話もあるのでキリがないのですが、肌感覚としてSEOに強い印象があります。

コツはまんべんなく検索対策するよりも、まずお店の主力商品(売れ筋商品)からはじめるのが時間の投資対効果が高いです。売れない商品がたくさんある1000商品すべてにきっちり対策するのは何ヶ月も時間を要しますが、主力商品30点だけなら数日~1週間程度で仕上がるのはでないでしょうか?

まず主力商品のSEO対策を万全にすると、時間の経過とともにじわりじわりと集客できるようになります。それをきっかけに、今度は他の商品(売りたい商品)に回遊させることで売上アップが見込めるようになります。※なかなか売れない商品には逆にリンクを控え目にしたほうが良いかもしれません。回遊させる方法は、「関連商品機能はカテゴリ単位でパターンを作成して買い回り対策する」でも書いたので参考にしてください。

ショップサーブのSEO対策では、ページタイトルと商品名がキモになります。メタディスクリプションや商品説明も大事ですが、細かいところを詰めるよりはまず、タイトル系の関連キーワードに的を絞ってSEOしたほうが集客に即効性があり、得策だと思います。

SEOに効く、商品名やページタイトル
↑↑「商品名」と「商品ページタイトル」、まずはこの2つから見直してみる

ショップサーブで売れないと嘆く前にまずは中でも主力商品のタイトルを見直してみてはいかがでしょうか?

ショップサーブでお店をやるとなった場合、集客はどうしよう?と思うと思いますが、もちろんメインは検索経由になりますが、集客ツールとして「Park」(パーク出品サービス)というものがあります。簡単に出品操作ができて、Park経由で売れた時に5%の手数料がかかるという仕組み。

●Parkは、個別に出品もできるが、
「集客・運用」→「出品台帳」から一括で出品設定ができる。
Parkの一括出品と設定手順

Parkに出品する

●CSV、またはエクセルファイルで一括出品もできる。
出品なら「Y」、未出品なら「N」を設定する。
注)「パーク出品サービスへの出品」と「ショッピングフィードplus10への出品」の2つの列項目が無いとアップロードエラーとなるので注意する。
CSVファイルなら一括でParkに出品できる

公式サイトではParkのことを、集客の目玉のように「日本最大級の通販サイト」なんてキャッチコピーを書いてますが、さすがにそれは言い過ぎだろう・・・と(笑)。何も知らない人のために一応アドバイスですが、間違っても楽天やヤフーのような集客力は無いですよ。(当たり前すぎてアドバイスするこっちも恥ずかしいですが)

Parkはウチのショップでも出品していますが、以前よりも集客力が大きく落ちた印象です。というのも、もともとショップサーブ出店者のみのツールだったのですが、ある時期を境に、外部のネットショップも受け入れてから、ガクッと集客できなくなりました。要するに力勝負になっていて、現状はいわゆる大手、あるいは有名どころがParkを抑えてしまっている印象です。

例を挙げると、「ワンピース」と検索した場合、もともとはいろんなショップが出てきたのですが、今は1店舗~数店舗の商品がたくさん上位に表示されるような状況です。(Park自体にそれほど人はいないと思いますが、それでも検索上位の店舗は美味しい状況ではあると思われます。)

あと余談ですが、「ショッピングフィードplus10」というワンランク上のオプションもあり、こちらで出品すると「より強力な集客」が可能のようです。売れた時に15%の手数料が掛かるのですが、真価のほどは未経験のため分かりません。個人的にコレをやる気はさらさらありませんけどね・・・笑

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