ショップサーブの評判@現役店長の日誌

ネットショップの自社サイト開設サービスとしてEストアーが展開するショップサーブについての評判を書いています。ショップサーブでネットショップを運営中の現役店長がその使い勝手などを綴ります。

ページ作成

ショップサーブでは画像をアップロードすると、以下のようにサイズ違いの画像も自動生成されます。Yahoo!ショッピングで出店している方なら仕組みが似ているので理解しやすいと思います。

1枚のアップロードで、複数の画像サイズをかんたんに表示できるので、たとえばメールマガジンなどで特集を組んだ時など商品一覧を表示させるのに便利です。横幅が600px、700px、550pxの画像とバラバラであっても、以下のようなサイズタグを指定することで統一されたサイズで画像を並べることが可能です。

画像を手動でアップします
登録する画像ファイル、ファイル名、代替テキスト、画像カテゴリを指定してアップロードします。(登録する画像ファイルだけでアップロードすることもできます。)

画像が登録されました
画像が登録されると一覧に表示されます。

  • サムネイル(横50px) timg
  • 小(横120px) simg
  • 中(横180px) mimg
  • 大(横250px) limg
  • 特大(横640px) llimg
  • オリジナル(原寸)

画像の呼び出し方は

<img src="http://独自ドメイン/pic-labo/任意の画像サイズタグ/ファイル名">

となります。任意の画像サイズタグというのは、timgやsimgを指定します。たとえば、横250pxの画像を呼び出したい場合は、

<img src="http://独自ドメイン/pic-labo/limg/ファイル名">

となります。原寸サイズ(オリジナル)で表示したい場合は、画像サイズタグは不要になるので、

<img src="http://独自ドメイン/pic-labo/ファイル名">

となります。

タグを指定することで任意のサイズの画像を呼び出すことが出来ます

注意したいのは、100pxのような小さいサイズの画像を登録した場合、たとえばlimgやllimgで画像サイズタグを指定しても100pxよりも拡大されることはありません。指定しても画像は表示されますが、オリジナルサイズを超えることはありません。

ネットショップ運営においてある程度の規模になってくると、商品登録でも画像のアップロードでも一括処理の方が効率が良いタイミングがやってきます。中~大規模だともはや一括処理が当たり前になります。ショップサーブでもCSVやエクセルファイルでの一括登録、編集、削除などの処理が行えますが、今回はFTPの利用について。

ショップサーブでFTPを利用する場合、オンラインサポートでは主に「FFFTP」というフリーソフトを使った方法を紹介しています。FTP接続して様々なことを行えますが、私の場合は画像の一括登録が中心です。

画像を一枚ずつアップロードするのは非常に面倒であり、特にショップサーブの場合は時間がかかりますので、初期の段階から一括登録の方法をマスターしておくことをおすすめします。

手順は以下のとおりです。

  1. FTP接続して「/docs/pict」フォルダに画像ファイルをすべてアップロードする
  2. 「画像管理」→「画像一括登録」から画像リストをダウンロードする
  3. ダウンロードしたCSVファイル(画像リスト)をアップロードする

ショップサーブには登録する画像をフォルダごとに分けたり、画像名を付けることが可能ですが、上記の一括登録で行う場合は、2番目のダウンロードした画像リストを編集した上でアップロードする必要があります。何も編集せずにアップロードすると、フォルダ分けや画像名が無いまま登録されます。

※ここでの画像名とは、複数画像登録機能で登録した画像のaltタグに反映されます。

ちなみに私の場合はスピード重視なので、日々登録する画像の枚数が多く、フォルダ分けや画像名は登録せずに、そのままアップロードしています。

転換率対策に効果的な商品レビュー機能は、いまやどのショッピングカートにも当たり前にようになっていますが、ショップサーブの場合は少々勝手が違います。ですから、お客様の口コミを利用したい商材を販売されている場合は注意が必要です。

楽天やヤフーだと、そもそも購入者のほとんどが会員(ログイン済み)の場合が多く、購入後に購入履歴などから商品レビューを書くまでの流れがスムーズです。しかしショップサーブだと、そもそも会員でない場合が多いので、書いてもらう機会がモール店と比べて少なくなってしまうのです。

ショップサーブの商品レビュー機能では、書いてもらう方法が2つあります。

  1. 会員になってもらい、マイページからレビューを書いてもらう。
  2. お店からレビュー投稿URLを送信して書いてもらう。

先にも書いたように1つ目の方法はそもそも会員登録していないとレビューを書くことができません。しかも、ショップサーブでは会員機能を使うかどうかも設定できて、使っていない場合は当然この方法ではレビューを書けません。

会員でなくてもレビューを書けるのは2つ目の方法になります。受注ステータスが発送済みになったお客様向けに、発送メールやフォローメールを送る際に、レビューを書くためのURL(特殊タグ)を貼っておきます。メールを開封したお客様はそのリンクから商品レビューを書ける、という具合です。

私のショップサーブ店舗では、オープン以来ずっと2つ目の方法だけでやっていますが、レビューの重要性はこれからも変わらないと思うので、(私も含めて)1つ目の方法でも積極的にレビューを書いてもらえるようにアプローチした方が良いかもしれません。

ちなみに楽天やヤフーだと、ショップレビュー(ストア評価)というのもありますが、ショップサーブでは、「レビュー」というと商品レビューのみになります。初期設定でヘッダーに「お客様の声」というリンクが作られますが、それは商品レビューということになります。

ショップへの評価を集めたい場合は、個別にメールやFAXで募集する方法があります。実際にショップサーブ店舗でそのようにして、お客様からの評判の高さを前面にアピールしているのを見かけます。アナログで大変ですが、そこそこ数が集まるとお店の信用を上げるツールとして使えるかもしれませんね。

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